メッセージ

アフリカを歩き続けて（１９７０年から今日まで：農村体験〜アフリカ関連番組コーディネーター〜アフリカ紛争地取材など）３つのことが見えてきた。(1)アフリカ紛争問題の難しさ、背景の複雑さ、(2)それでもアフリカの持つパワーとやさしさ、(3)とくに紛争地取材を通して見えてきた日本の今だ。

このサイトでは、自分自身の体験をベースに、アフリカ問題の事実経過と背景を語り、新たな見方、問題解決のアプローチを提供してみたい。お世話になった多くのアフリカの人々に感謝する意味でも、そして日本という国のためにも...。

最近、日本の人々は経済優先主義、メディア情報の氾濫に影響されて、広く世界を見ることを忘れているのではないか。とくにアフリカに関する情報不足・理解不足は際立っている。「Untold Frontline（語られることのない最前線）」というのはそういう意味だ。アフリカで起っている諸問題は、実は「世界的な人間の問題、危機」の最前線であると僕は考える。

もちろん、ハードなテーマだけではなく、自然や動物、アフリカン・カルチャーなどについても取り上げ、関連してアフリカ・サファリ・ツアー、小イベント、報告会、勉強会を実現していきたいと思っている。「アフリカを知り、アフリカを考えること」は「日本の今を知ること」、「日本の今を知ること」は「今の自分を知ること」になるのかもしれない・・・。