活動報告
2006年9月
ユニセフ兵庫県支部タンザニア・スタディ・ツアー
ユニセフ兵庫県支部(神戸)に集まる主婦、学生を中心としたメンバーの方々は以前から、一度現地、アフリカを訪ねたいと希望していた。東京と現地、ユニセフ・タンザニア事務所の協力で、主に首都のダルエスサラームを中心に教育、医療の現場を訪問、交歓した。
学校では様々な事情で普通に学校に通えなかった子供たちを集めて教えているクラスを訪問。参加者(12名)は、そうした特別?な事情を背負った子供たちも、普通に他の生徒たちと混じって学んでいる姿に、感銘を受けたようだ。教室は別だったが、全体としての差別感はまったく無く、また学ぶほうも変にいじけたような気持ちは抱いていないようだった。参加者で最長老の竹本さんが、そうした子供達の素直な笑顔を見て、「笑いの中にモラルがある」といい、今の日本では失われたものだとおしゃった言葉が実に的確で、印象的だった。そのほか、ダールから一時間ほどの村を訪問、保健、医療関係の活動を見学。サファリは世界最大にして世界遺産でもあるセルーを訪問、雨にも降られたが、雨期の緑には身も心も洗われるような気持ち良さを感じた。短いが充実した時間を過ごせた。